第13回ご〜らこの会@舟渡ホール・レクリエーションルーム

2013年8月11日(日)9:55〜17:00

  

<参加者(55名)>
 王子:ごーしゅー、らっこん、花道、だぴょん、あやぺちーの、みさき、しょーへい、まっつん、なんちゃん
 池袋:マギー・チャン&やこ、エジプト、しゅん、じーてん、ひなた
 東急:リー一家
 西武線:さや、まんも、アイアイ、ナーコ、それいゆ、シエスタ、ナチュレ一家、アリス、しゅん
 横浜:ヴェルディ、てるちゃん、まーらー、親子
 静岡:まみまみ、メイヤ
 岐阜:JO、かえるちゃん
 中央:リリー、ひーちゃん&スノーマン&じゅおん
 総武:レイカ、マヤスカヤ親子
 湘南:リモーネ&みーちゃん
 中部:ネオ?
 下町:シベリアン、ターニャ親子、みぃみ、カリュウ、カバラ

   

ごーしゅ〜の後カルタ

今回のごーらこの会は2部構成。
午前中は『新作試作SADA研究発表会』と題し、
SADA中心の会。
ま、新作試作SADAとはいいつつも、
岐阜のJO、静岡のまみまみ、メイヤ、
また湘南地域の中学生みーちゃんなどを迎え、
“普段あまりできないSADA”も含め
新旧交え様々なSADAをやりました。
魔法のじゅもん、カチューシャ、レッドリバーバレー、
4444、嵐SADA、ベリーSADA、イカタコ、
草原情歌、ロリポリ、スペースマンなどなど。
新作ではチャーミングセールを振り付けは同じで
全く別のセリフをつけた「牛乳SADA」、
王子たまごFの中学生・アニーが作った「アニーSADA」
自作のものでは今年初めに作った「ビリビリビッボンボン」、
あと試作ものでは「メニコンSADA」と
「愛しすぎた男のSADA」が発表されました。
また午前中は午前のみ参加のイヤロン生たちもいたので
12イヤロン生のひなた@池袋とレイカ@総武の報告と
これから出発する13イヤロン生、しょーへい@王子と
しゅん@西武線の意気込みなども聴きました。
イヤロンの話ってともすれば大人、特に僕らのような
子供のいない人間にとっては、
全く無縁の話になってしまいがちだけど、
話しこんできたイヤロン生の話はその壁を越えて、
「同じ人間の話」として重なってくる。
『高校生が1年間何もわからない異国でやりきってくる』
それもすごいんだけど、帰国生2人の話は
そこから1枚も2枚も皮がむけて、
誰の心にも届く話になっていました。
   
昼食を挟んで午後の部。
午後は最終的に50名近くが集まる大盛況。
広範囲からメンバーが参加してくれました。
   
午後はざっと自己紹介を回した後、
再びSADAを1時間ほど。
午前中にもやった魔法のじゅもん、アニーSADA、
牛乳SADAをはじめ、チアSADA、フラSADA、
東方神起SADA、ケグリ2種類などを踊り、
嵐SADAでは、松潤ならぬ“松JO”なる新アイドルが誕生。
そしてシメは岐阜から日帰り参加のかえるちゃんが
WAKAWAKA改めNAHANAHA(ナハナハ)で
シメてくれました。
SADAのあとはメタ活。
メタ活は生メタで次々とマイクを回し、
約50人の大きな輪で30分くらい休みなく歌い続けました。
   
SADAもメタ活も、
中心で踊る、マイクを持って歌う人のすごさもあるけど、
それだけでは成り立たない。
本当に楽しいのはそれに呼応して
みんなが一緒に気持ちを乗せて踊ったり歌ったりするとき。
そういう意味ではSADAもメタ活も
会話と同じで「受け手」が大事。
今回は「発信する側」も「受けとめる側」も
どちらもがすばらしかった!
   
そのメタ活のあとはお話タイム。
今回も特に誰に話を振るとも何を話してもらうとも
決まっていませんでしたが、
JOのヒッポのメンバーと一緒に行った
マサイ旅行の話を皮切りに約2時間怒涛の話の連続でした。
   
まずトップバッターのJOは
マサイ旅行の紙芝居をスワヒリ語で。
JOのスワヒリ語を聴くと
いつも無性にスワヒリ語を話したくなります。
   
かえるちゃんはその日岐阜から出てくるときに
外国人の人に話しかけた話を。
常に自分を実験台に「人間とは?」という視点から
出来事を語ってくれるかえるちゃんの話はいつも深いです。
   
西武線の後藤アリスは、数年前にインターンで日本に来ていた
メキシコのヒッポメンバー・ファイちゃんの
メキシコでの大学の卒業式に参加した話。
楽しかった様子が表情と口からあふれ出ていました。
   
同じく西武線のまんも、アイアイ、さやは
6月に韓国のファミリーを訪れた時の話を韓国語で披露。
今回6人で韓国を訪れた、自称“パボ軍団”。
「共有すること」と「違いがあることによる幅」の良さを
語ってくれました。
   
ごーらこの会常連の村田ひーちゃん@昭島は
「好きなこと、やりたいこと」を
持ち寄って集まる場の楽しさの話から
好きなこと、やりたいことをやり切っているという話を。
大人ってつい「やりたいこと」ではなく、
「やらなければならない」と負担にしがち。
やっぱり僕もヒッポでは「やりたいこと」を
大切にしてやっていきたいなと思いました。
    
湘南地域の中学生・みーちゃんは
先日僕、らっこんと一緒に場を作った、
こどもWSでのSADAブースの話から、
自ら地元でSADA会を作ったときの話を披露。
中学生にも関わらず堂々と
場を作る楽しさ、作った場に人が来てくれるうれしさの話を
してくれました。
   
みーちゃんのお母さん・リモーネは
そんなみーちゃんを傍らから見ての変化の話。
   
まーらーもみーちゃんの話から、
先日講演会で初講師したときのエピソード。
またその時にも話した「人に任せる」ことで
人も育って、自分もヒッポに行ける(笑)というエピソードを。
この話は先のこどもWSの時に、終盤みーちゃんに任せたことで
とても良い場を作ることができた体験と重なって、
より胸に深く刻まれました。
    
みぃみはヒッポは自分の胸の内をことばに紐解く場だと気づいた話。
多言語をやるといっても表面の単語や文章を覚えるだけでは
ことばとして機能しない。
それに乗せる自分の心を語れなければ、
自分の気持ち、言いたいことを伝えることはできない。
みぃみの話を聴いて、たまにヒッポの講演会などで聴く
「音」+「心」=「意(意味)」という公式を思い出しました。
    
らっこんはみぃみの話を受けて、
最近たくさんの場に出ているけどそのシェアが難しいという話。
らっこんは毎晩のようにその日聴いてきた話を
家で僕にシェアしてくれている。
本人はうまく伝えきれていないようでも、
シェアしてくれることで僕はもちろん、
人は何かをそこに感じ、次の行動を起こすきっかけになる。
“うまく話す”必要はない。
大切なのは思っていることをことばに紐解いてみること。
みぃみの話とも重なって、
らっこんがいつも思ったことをシェアしてくれているという
自分の環境の豊かさを感じさせてくれました。
   
王子ファミリーの入会1年のあやぺちーのは、
カナダで生活をしている娘さんの大学の卒業式に行った話。
娘さんの現地の韓国人ホストに韓国語の空港を歌ってみたり
話自体も英語を入れてみるなど、
一歩踏み出していろいろチャレンジしているあやぺちーの。
是非これからもいろんなことにトライして欲しいです。
    
そして12イヤロンでアメリカに行ったリリーの話。
僕にとっては小2で入会した頃からの付き合いで
本当の娘のようなリリーですが、
なかなか苦戦した1年間だったようで、
でもそれを乗り越えてきたという自信を
これからもっといろんな場で語る中で
見つけていって欲しいなと思いました。
    
最後は静岡から来たまみまみ、メイヤや、鈴木てるちゃんなど
話を振れなかった人全員にマイクを回して
一言ずつ感想を話してもらい、
朝9時55分にスタートした会は午後5時に終了。
実に7時間の長丁場で完全燃焼!
僕はそのあとアフターも行って、家でシャワーを浴びたら、
夜8時にはバタンキュー。
翌朝までその目が覚めることはありませんでした。
翌日は会社で放心状態。完全に燃え尽きていました。
    
今回は本当に「その場力200%」。
話し手の皆はもちろん、受け手もしっかりと受けとめて、
話もSADAもメタ活も全てが盛り上がりました。
いつもの日常のファミリー。
多言語はもちろんだけど、そこで培われているのは
この「その場力」。
その場にいる人に向き合って、
そこで自分に起こったことをことばに紐解いていく。
そしてそれを受けとめてもらう。
それを繰り返しているうちに、「ことば」も「その場力」も
知らず知らずのうちに培われているんでしょうね。
中学生のみーちゃんもイヤロン生たちも、そして大人も。
ただ自分の言いたいことを言い放つだけでなく、
受けとめるということをしている人は、
人の心に届くことばを話してくれる。
「ことば」ってやっぱり人と人の間で育っていくもの。
そしてその「ことば」と「その場力」って、
同じようにして育っていくものなんだろうなと
皆の話を聴いていて思いました。
   
今回会に来てくれた全ての人々に感謝。
なんか最近いつもこの言葉が自然と出てきます。
次回開催はまだ未定ですが、
開催された暁には是非遊びに来てください!!

   

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