<特典カルタ>

第2回きっかけの会、前日の出来事

   

※このカルタは事実に忠実に書かれています。寸分の狂いもありません。
     
   

「福山さぁ〜〜ん♪ デヘヘ〜」

     

2010年7月31日土曜日、
この日ごーしゅー&らっこん宅には、かつてごーしゅーが所属していた
新宿よってケロファミリーのフェロウ・かえるちゃんが泊まりにやってきた。
現在岐阜に住んでいるかえるちゃんとは
ごー&らこが所属する新宿土曜朝まってぃーなファミリーで合流。
ファミリーに参加し、サイゼリアでのアフターを済ませた後、
3人は新宿から埼京線に乗り、ごー&らこ宅のある浮間舟渡に到着した。

     

らっこん「見て見て!キュッキュッキュッ!」

     

家に到着すると、らっこんは早速、喜びの声を上げながら、
かえるちゃんにご自慢の日本酒冷蔵庫を披露する。
するとかえるちゃんもすかさず携帯を取り出し、写メを撮っていた。
かえるちゃんの撮った写真はこちら

     

らっこん「キュッキュッキュッ!」

     

らっこんはご満悦の様子で、
まずは帰り道にスーパーで買ったビールをテーブルに並べる。
時刻はまだまだ陽も高い午後4時。ごー&らこ宅の宴はこうして幕を開けた。

     

スーパーに売っていた激安ビールなどを試飲しながら、
宴が進むこと1時間、らっこんのもとに1通のメールが入る。
メールの主は新宿水曜橙ファミリーのメンバー・さんば。
この日仕事だったさんばは仕事を終えたその足で、ごーらこ宅に来る予定になっていた。
メールで連絡を取り合い、午後6時、さんばがごーらこ宅に到着する。

     

さんば「見て見て福山(雅治)さん。カッコイイでしょ。きゃはは〜!」

     

さんばは福山雅治がプリントされた
アサヒスーパードライの500ml缶6本入りパックを手に、ごーらこ宅に上がりこみ、
早速持参したスーパードライを飲み始めた。

     

さんば  「福山さ〜ん。きゃはは〜!!
ごーしゅー「福山さんが、ワタシの体の中に入っていってますね」
さんば  「やだ〜、何言ってるのよ〜、きゃはは〜!!

     

娘のるんばをロシア交流に送り出し、オーチンシャスリーバなさんばは、
持参したスーパードライとらっこんお勧めの日本酒を飲み進める。
そしてらっこんが作ったきゅうりとサラミのおつまみを食べ始めると、
そのピッチはさらに上がった。

     

らっこん「きゅうり、おいしいよね〜。キュッキュッキュッ!
さんば 「おいし〜、福山さんもおいし〜ぎゃはは〜!!
らっこん「あとでカツオの刺身もあるからね。キュッキュッキュッ!
かえる 「カ〜ツォ〜!!イソノ カ〜ツォ〜!!えへへへへ!!」

     

楽しい時が過ぎるのは早く、気がつけば午後10時。
この頃になると1人すっかりできあがっている人物がいた。

     

「うぅ〜、福山さぁ〜〜ん♪ デヘヘヘェ〜」

     

さんばだ。

     

さんば 「早く帰らなきゃ行けないのに、デヘヘェ〜」
らっこん「なんでなんで?終電まだだよ」
さんば 「だってほら、明日(きっかけの会で)朝早いから、デヘェ〜」
かえる 「いいじゃな〜い、ほらもっと福山さん飲んで」
さんば 「福山さぁ〜〜ん♪」

     

こうしてシラフのごーしゅーをあわせた4人はこのあと、
翌日のきっかけの会の予習もかねて、
インドSADAとメヒコSADAを踊り始め、時刻は午後11時。
ここでようやくさんばが千鳥足で帰宅の途についた。

     

さんばが帰ったあと、気がつけば
福山雅治がプリントされたスーパードライの箱が置き去りに。

     

かえる「あら、これ。明日さんばに渡してあげないとね〜」

     

そう言いながら自らのかばんにスーパードライの箱をしまうかえるちゃん。
そんなかえるちゃんも岐阜でのシンプルライフに慣れ、
久々にこうして飲みあかしたこともあってか、午前0時30分に眠りにつく。
そしてらっこんもかえるちゃんの後を追うようにして眠りについた。

     

一方、ごーしゅーはこの日使った食器類を洗った後、翌日の準備を始める。
会の当日に張る張り紙を作った後、パソコンで出席者名簿リストを作り、
ごーしゅーは午前2時になってようやく床についた。

     

翌朝、ごーしゅーは午前6時半に起床し、シャワーを浴びると、
テレビをつけたり、物音を立てたりしながら、2人が起きるのを待つ。
そして午前7時半、テレビの音を大きくすると、
ようやくかえるちゃんとらっこんが起床。
すでに朝ごはんは会場でというのを決めていたため、
午前8時にはきっかけの会会場である四谷ひろばに向かっていた。

     

午前9時、ドトールで朝食を買った3人が四谷ひろばに到着。
受付でアンプを借りる手続きを行っていると、そこにどういうわけかさんばが姿を現した。

     

ごーしゅー「あれ?ずいぶん早いね」
さんば  「ふん、当たり前でしょ」

     

さんばは前日の崩れ具合とはうってかわり、
いつものクールな表情で会場入り。
会場では壁を背に腰掛け、気取って飲み物を飲んでいた。

     

かえる「あっ、そうそう、これ」

     

するとそんなさんばに、かえるちゃんがかばんから取り出したのは、
あの福山雅治がプリントされたアサヒスーパードライの空箱。

     

さんば「あ・・・、ありがとう・・・」

     

シラフのさんばは恥ずかしそうに、自らのかばんに福山雅治をしまう。

     

この日は2回目のきっかけの会ということもあり
事前準備は万端で、わずか15分で準備終了。
ゆったりと開始時間を待っていたが、ここでさんばが口を開いた。

     

さんば  「ねぇ、まだ始まんないの??」
ごーしゅー「え?」
さんば  「まだ始まんないのって聴いてんのよ」
ごーしゅー「・・・・え、だって開始時間9時55分なんだけど」
さんば  「!!!」

     

この時初めてさんばが早く来た理由がわかった。
どうやらさんばはこの日の開始時間を8時55分と勘違いしていたらしい。
思い起こせば前日から、妙に朝早いことを気にしていたさんば。
おかしいと思っていたら、こんな理由があったようだ。

     

さんば「な、なによ。55分とか中途半端な時間だったから紛らわしいのよ。
    きゃは、きゃはは〜・・・

     

さんばの乾いた笑いが会場に響いた頃、
会場には徐々に参加者たちが姿を現し始めた。

     

     
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